【意図的再植術】 上顎右側第三大臼歯 根尖性歯周炎
年齢・性別 |
42歳・女性 |
主訴 |
噛むと右上の奥歯が痛い |
診断 |
上顎右側第三大臼歯 根尖性歯周炎 |
治療内容 |
意図的再植術 |
治療期間 |
5か月 |
治療費 |
全て保険適用内(意図的再植術の保険適用には条件があります) |
治療のリスク・注意点 |
上顎洞穿孔、再植歯の生着不全、骨性癒着、歯根吸収 |
初診時
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左上の親知らず(矢印)は被せ物の縁から深い虫歯になっており根の先に炎症がありました。
根の治療を行いましたが、神経の管の出口が大きいためか症状がとれませんでした。
根の先が上顎洞(副鼻腔)と近いことと、歯の位置が奥で器具が届かないことから、根の先を削りとる歯根端切除術は困難なため、一度抜歯を行い根の先を削り元に戻す、意図的再植術を施行することとしました。
意図的再植術
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神経の管に最終的な薬を入れ(レントゲン)、一度抜歯を行います。歯根の表面の歯根膜を傷つけないように慎重に抜歯を行います。
意図的再植術
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根の先を削り材料で埋めた後に、抜いた穴に戻して固定します。今回は手前の歯がなかったので糸で固定しました。頬側は歯ぐきの下まで歯がかけていたので、もともとの位置より少し浅くなるように固定しました。
再植後3か月
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ご本人の都合で少し期間が空き再植後3か月の状態です。
歯の揺れは正常範囲内で、レントゲンでも生着状態は良好です。
少し浅めに固定したため健康な歯質が全て歯ぐきの上にあり、被せ物の維持にも有利な状態になりました。
歯冠修復
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土台を建て、治療前と同様にブリッジを装着しました。
術後1年ほど経過しましたが問題なく維持できています。
骨との癒着や根の吸収などが起きてこないかを定期健診で注意深く観察していきます。
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